シンクのかたすみ

とある審神者の雑記。刀剣鑑賞、旅行記、考察、神社とスピリチュアル的な何か、雑記。

伊勢旅行記・一日目

※ めちゃくちゃ長いです ※

2017年4月14日〜15日にかけて伊勢旅行に行っていました!

信教は神道と自負している私にとっては念願のお伊勢参り。旅行前の天気予報では雨の予報だったのですが、毎日神棚にお頼みしていたおかげか無事よく晴れた日となりました。とはいえ、二日目は1時間半ほど雷雨だったのですが、丁度色々ハプニングがあって足止めを食っていたので、移動に支障はなかったです。こうして無事帰ってこれて何より。神様ありがとう。

一日目は伊勢神宮(外宮・内宮・別宮)参拝、二日目は二見興玉神社と真珠採り体験をしました。ものすっごく楽しみにしていたので前日眠れなかったですね!旅行前に楽しみで眠れないとか、私の精神年齢はいったいいくつなのか……。

 

 

一日目 伊勢神宮参拝

外宮参拝後に内宮を参拝するのが習わしということで、外宮から参拝。週末とは言え平日ということもあり、団体客はまばら。早朝参拝からは少し遅い時間だったせいもあるかもしれない。崇敬する神社の大安の日曜日くらいの人出でしたね。
平清盛公が外宮を訪れた時に枝が冠に触れたためにその枝を切らせたという逸話のある「清盛楠」を右に見ながら、鳥居の左手側で一礼して境内へ。一歩踏み入れた途端空気が変わる感覚に一層気が引き締まったのを覚えています。
スギを始めとした境内の木々が高いこと高いこと……一の鳥居から二の鳥居までの間で圧倒されながら二の鳥居をくぐって……なんかこの時点で空気が違いすぎてクラクラしてた。たまにですが、神域から外に出ると清らかな池から汚川に放たれた魚のごとく体調不良起こすんですよねえ……。あれなんなんだろ。
ごろごろしてちょっと痛い砂利……砂利?を踏みしめながらまっすぐ正宮を参拝。構造上、鳥居の左側から参拝しようとすると一度正中を横切らなきゃいけないんですが、どこの神社に行っても正中を横切る時の一瞬のヒヤッブワッとした感覚には慣れない。いつも一礼してから横切っているんですが、怒られないか心配。丁度内側での参拝をされる方がいて、参拝後は柵からその様子を眺めさせてもらっていました。確か初穂料によって入れる域が変わるんでしたよね。内宮でも運良く結婚の報告だとかいう二家の振袖さんと紋付きくんが内側で参拝していました。正装ですものね!振袖可愛くていいな〜って思いながら眺めてました。
その後は大木に触れたり、亀石の写真を撮ったり、多賀宮、風宮、土宮を参拝して、御朱印を頂いて外宮を後にしました。鳥居をくぐるとやっぱり内と外の空気が違ってクラクラ。もしかして私が汚れてるんだろうか。

その後は境内の外にある別宮、月夜見宮にお参りしようと思ったんですが、地図が!外宮内でも思ってたけど地図が!!現実と全然違くないですかね!!大雑把すぎませんか!!ここでちょっと迷子になってタイムロス……この後も度々思うんですが、伊勢の地図と時間の概念はどうやらだいぶ緩いようで……。迷ったとわかった段階でグーグルマップ大先生にお世話になりました。伊勢の看板と地図は信じちゃいけない。わたし学んだ。

なんとか別宮・月夜見宮にたどり着き、無事に参拝を終え……噂通り豊受姫様のお社とつながってるんですね。やっぱり月読命とは事実婚だったんだろうか。いやでも斬ってしまっているしなあ……。だけど同じ神域で祀られるくらいにはなにか関わりがあったと昔から信じられてるのかな。やっぱり事実婚
そんなことを考えながら、月夜見宮の大木に手を当てたり御朱印を頂いたりして満喫してから猿田彦神社へ!

旅行前から調べていたCANバスという観光用に目立つ塗装のされたバスがありまして、そのバスで使える!という1DAY・2DAYのフリーきっぷがあったのですが、現地に行ってから知りました。これ三重交通のバスなら普通に使えるのね!!専用とかじゃないんだね!!おかげで1本前の「猿田彦神社前」にも停まるバスを逃して、内宮前から徒歩15分ほど引き返しました。
たしかにちゃんと書いてあるんですよ……小さく。だけどCANバスの時刻表しかないし、前述の通り地図も小さいしなんとなく緩い。猿田彦神社への道はほぼ一本道だし、大きい看板がいくつかあって迷わなかったんですが、この後現地の人に教えてもらった道を行こうとしてまた迷子になりかけました。歩いて伊勢近辺(別宮とか)を参拝しようとしているならお気をつけて。かなり小道が多いし住宅も多いし看板はそんなにないです。方向音痴じゃないので途中で迷子になりかけてると気付いて引き返せましたが、今回ばかりは危なかった……!!

無事に猿田彦神社に到着して、本殿、佐瑠女神社を参拝して御朱印を頂き、その後本殿の裏に回って御神田を見てきました。神田を見たのはこれが初めてで、まだ植わったばかりの稲の苗?が田んぼ一面にそよいでいました。この場所自体も鎮守の森と山に囲まれていて、なんだか不思議な雰囲気でした。本殿の裏にある神苑などにはいくつかの神社で入らせていただいたことがあるんですが、そういう場所とはまたちょっと違う雰囲気だったなーと思う。あの懐かしさに似た感覚は何なんだろう。

来た道を引き返しながら、桜並木から降り注ぐ桜の雨をつかもうと奮闘してみたり、普段真面目ぶってしないような行動をしながら内宮へ。この時期に行ってよかった!と心底思ったのは桜がちょうど満開で、そして散り始めの頃だったので何処に行っても桜吹雪を拝めたことですね。伊勢に行って驚いたのは本当に桜が沢山!おかげで徒歩も迷子も苦痛じゃなかったのがとてもありがたかったです。翌日には結構散ってしまっていたので、もしかしたら木花開耶姫命が踏ん張ってくれてたのかもしれない。ありがとう神様。

内宮はなんというか、外から見ただけでざわっとくる感じ。一の鳥居で深々と一礼してから宇治川をわたります。五十鈴川が高所にある宇治橋をわたりながらでも透き通っているのが見えて心が洗われました……そして御手洗場で手を清めた時に、川の中、手を付けた先に魚がいて驚いた。都会育ちなので川と言えばドブ川、魚は学校の池の鯉くらいしか見たことがなくて、綺麗な川には当然に魚が住むということになんだか衝撃を受けました。美しい自然があるって幸せ。f:id:vespernobilis:20170417221043j:image

滝祭神で名前と住所を告げてお取り次ぎをお願いし、そのまま参道脇にある小道を通り、風日祈宮の前の道へ出てから正宮へ。この小道、内宮前で配られる地図には乗ってなくってちょっと焦った。ここ通っていいところだよね!?ってなるから是非小道のこともかいてあげてほしい。

内宮の正宮は……旅行雑誌で写真を見たときから思っていたけど、本当に神威に満ちたというか、私ごときの言葉じゃあ形容できない神々しさに満ちていました。あれは本当になんと例えればいいのか、私のボキャ貧な頭では相応しい言葉が見つからない。何ていうんでしょうね、無理やり言い表すなら、帰るべき見知らぬ場所に戻ってきた時の感覚。うーんデジャヴと実家の安心感と愛おしさと田園風景を眺めている時の懐かしさと神様を前にしている時の圧倒される感じが綯い交ぜになったような……だめだな表現できない。だけど内宮は神域に入ったときから、魂が場に溶け込むような不思議な心地で、気の短い私が呆けたように和やかな気持ちを保ってました。不思議。さすが我らが総氏神様。包容力がずば抜けて高い。

そうそう、内宮・外宮ともに正宮では「日頃の感謝」を祈念するものだと聞いていたのですが、内宮では祈念している時少し「歓迎されているのかな」と思う出来事がありました。出来事って言うほど大げさなものじゃないんですが……。
内宮の正面左脇(右には人が多くて行けなかった)で参拝していたのですが、二礼して二拍手して、祈念のために目を閉じた時、暗いはずなのにふわっと視界が明るくなって。不思議に思いながらも「いつも照らしてくださって本当に有難うございます」と祈念し終えて目を開けると、拝殿にかかった白布が正面から吹く風でめくれて、光が差し込んできていました。「わあ!」と思ったのもつかの間、すぐに風が収まってしまいましたが、自惚れかもしれないけど歓迎されていたのかも。と嬉しくなりました。霊感ある方じゃないので自分の感覚を信じるしかないですが、それでもとても嬉しかったです。お参りできて本当に良かった。

その後は荒祭宮をはじめとした別宮を参拝して、風日祈宮前の橋でボランティアガイドのおじさんに「こちらの川は五十鈴川よりも化学薬品が混じってない」という話を聞いて魚になりたくなって、風日祈宮を参拝して、それからお守りを授かって、御朱印も頂いて、内宮のポストカードを買って内宮を後にしました。お守りは開運鈴守を頂いてきました。通常、お守りの効果は一年程度とされていますが、一生のお守りにしたいと思います。それくらい参拝できたことが嬉しかった。御神馬は残念ながら厩にはいませんでした……残念。参集殿前の桜でも花びらがつかめないかなぁと試したんですが駄目でした。神域でこんなことして怒られそう。ごめんね神様。

内宮を後にして、観光スポットで有名なおかげ横丁へ!道中でふらふらおみやげ買ったり食べ歩きしながら、「すし久」さんでエビフライ膳をいただきました。ぷりっぷりで大きなエビが!二匹!デーンと出てきてテンションめちゃくちゃ上がりました。エビフライ大好きなんですよねーお子様なので。茶碗蒸しや小鉢のさばの味噌煮も美味しくって、とても満足できました!

f:id:vespernobilis:20170417221219j:image
ここで初めて伊勢のお味噌汁を飲んだのですが、赤だしのお味噌汁でした。実は旅行に行った時の楽しみの一つがお味噌汁を飲むことなんですが、理由はどこも当然のように「味噌汁」としか書いてないのに、一番地方性が出て面白いから。使っているお味噌、入っている具、それが土地土地で異なるので、どんなお味噌汁が出てくるのかすごく楽しみなんですよ。伊勢は青さたっぷりの赤だしお味噌汁!後で現地の方から聞いた話ですが伊勢海老はお味噌汁が一番美味しいとか。確かに濃い目の赤だしで伊勢海老の出汁がたっぷりのお味噌汁とか考えるだけで涎が出ます。一度でいいから食べてみたかった……!!

その後豚捨さんでコロッケを食べて、おかげ座さん回りにいるお猫様のオブジェを写真に収めて、伊勢醤油のプリンを買って、時間が迫ってきたので泣く泣く中途半端なところでおかげ横丁を抜けました。伊勢神宮は一日じゃ周りきれないと聞いてましたけど本当にその通りですね。早朝参拝して夕方ギリギリまで居残ってようやく満足に回れる感じかも。はちみつ屋さんとかお香屋さんとか見たかった!無念。

そう、そして大慌てで迷子になりつつ向かったのが月讀宮。残念ながら倭姫宮神宮徴古館には行けませんでした。この時点で16時半くらいだったのですが、現地の人に道を教えてもらってなぜかバスを待たずに徒歩で向かいました。迷子になりかけましたが!コレ絶対地下道通らないほうが良かったなと思います。迷子になる原因は風景が見えないからなんですよ。半分走りながらなんとか月読宮にたどり着いたのが16時45分ごろ。御朱印帳を先に預かってもらうようお願いしてから四社参拝しました。宮司さん本当にありがとうございました。
この神社は月読命の和御魂と荒御魂、そして夫婦神にして三貴子親神様でもある伊邪那岐尊及び伊耶那美命が祀られています。珍しいですよね四社並んで。長男だからご両親と一緒にいるんだろうか。それとも黄泉を治めたという話から、黄泉にいる伊耶那美命と伊邪那岐尊とを繋いでいるんだろうか。あんまり性格や逸話を聞かない月読命だからこんなふうに考えるけれど、何か理由があって四社並んでいるんだろうなと思う。

写真は月讀宮の帰り道。境内を出た瞬間時報が鳴った。

f:id:vespernobilis:20170417221255j:image

この後五十鈴川駅まで歩いて、そこからバスに乗ってホテルへ。運動不足の体にはとてもいいウォーキングになったと思います。お陰で帰ってきてから体調がすこぶるいいんですよね。
ホテルに帰ってきてから気付いたのですが、カバンの中に桜の花びらがひとひら入っていました。見つけた時にはファッ!?となったのですが、私結局一度たりとも花びらを取れなかったんですよね。なのにカバンに入っていて……神様がくれたのかもなぁ、なんて思いながら大切に持って帰ってきました。押し花にしてます。こういうことがあるととても嬉しくなるよねえ。

ちなみに一日目の夕食はカップラーメンでした。ここまで来てカップ麺ってお前って思われるかもしれないけどご飯を楽しむのはランチ限定って決めてるんですよ!ディナーは簡素に済ませるんです。旅先でもサイゼで小エビのサラダ食べてたりするし。今回はサイゼがなかったのでコンビニでカップ麺を買って食べました。疲れた体にはカップ麺も沁みるんですよ。

帰りに「シュワワ」と「梅ワンカップ」というお酒を買ってきてお部屋で飲んだのですが、どちらも飲みやすくて美味しかったです!!
「シュワワ」は日本酒ベースの炭酸カクテルで、市販だと澪が一番近いかな。そんな感じの飲みやすい日本酒です。あまりお酒は強くないけどグイグイ飲めた。こちらは日本酒ベースなだけあってサッパリしていて爽やかで美味しい!甘さも控えめだけど辛味はなく、女性でも美味しくいただける感じ。
「梅ワンカップ」はパッケージが可愛い!普通のワンカップ瓶に紅と紅梅色でパッケージデザインがされているんですが、梅の模様を中心におかげ犬が「ワンカップ」の「ワン」の部分を担当していたり、「女子限定」とあるように可愛らしいデザインでした。そう、パケ買いです。味も梅ペーストが入ってるのかな!?と思うくらい濃いけど甘いお酒で、でもワンカップみたいな安っぽさは感じないし、何より甘すぎない!という甘いものがそんなに得意じゃない私も安心して飲めるお酒でした!こっちもクビグビ飲んじゃって、温泉でぽっかぽかだったのもあって飲んだ後片付けもせずに寝ました。ダメ人間ですな。

 

伊勢神宮は雨に参拝するとよろしくないだとか、そういうお話を聞いたことがあったので、一日中よく晴れてくれて本当によかったです。続きは全部書き終えてるのですが、長すぎたので分けますね。

では、長文失礼致しました。